Cocco Lifestyle blog

日々の「実験」について書いてます。

お役所のRPA導入と「優しさ」について思ったこと

お役所のRPA導入の記事を読んでいました。

 

 

横浜市に関する記事。

 

www.orangeitems.com

ここから辿って、

 

it.impressbm.co.jp

www.city.yokohama.lg.jp

 

興味のある方は、横浜市のPDF報告書をご覧になることをお勧めします。

面白かったです。

 私自身もRPAって何するの?って感じだったんですが、ちょっと分かった気がします。

 

 

部署ごとにやるのではなくて、RPAに向く業務を洗い出していく方向に変更したら、業務によっては効率化9割前後という恐ろしい数字がはじき出されたという。

 

 

業務内容によってはそこまでの数字に至っていないものもありますが、定型で膨大な量の切り貼りなんかはRPAでやっちゃって!って感じなんだなーと思いました。

 

こちらは茨城県の事例。

 

www.itmedia.co.jp

 

この記事を読むと、お役所事情がちょっと分かった気がしましたが、要は、紙から転記(コピペ)という人海戦術が奏功するほどの人員をお役所で抱えることができなくなっているのでRPAで穴埋めできないかなってことなんですよね。

 

「AIが発達してなくなる職業」みたいなのは8割がた眉唾ものだと思っていますが、お役所でさえ自動化の時代に入ったってことは、単純作業の人員が今後もどんどん減っていく可能性はおおいにありますね。

 

 

個人的には、こういう人が必要になってくるんだなーという感じかな。

 

  • 計画を立てられる人
  • 人あたりのいい人

 

RPAで自動化といっても、どの業務を自動化するか、自動化するにあたってどのように計画を立てるか(シナリオというそうですが)というのは人がやらなきゃいけないわけです。

横浜市の事例を見ると、RPAの管理統制ツールなんかもあるようです。

管理統制ツールについては管理者を1,2人置くとしても、各部署の何割かはある程度は中身を知って計画立てる必要があるんじゃないかなって思ったんですが、どうなんでしょうか。

業務内容と自動化をつなぐ計画みたいなのは、部署内あるいは部署を超えて共有する必要があるだろうし、少なくとも、計画に目を向けられる頭が求められそうだなーと思いました。

 

話が若干逸れますが、

 

個人的にはRPAのシナリオを作る仕事とかすごく好きなんじゃないかなーと思ったりするんですが、40代後半女性で副業でもいいからやらせてくれる組織とかあるんでしょうか。

とか聞いてみた。

 

 

それから、大学でもエクセルの修得は必須やねー。

それも、ただ操作方法を身に着けるレベルじゃなくて、ローデータのゴミを落として表にする、計算式を入れて自動で要約する、みたいなところまでねー。

今年度1年間の授業で、エクセルの操作でゴミを落として表にする、みたいなのはやってみたんですが、操作方法の授業と比較して明らかに頭の使い方は違いますね。

 

操作方法でいうなら、最低限ピボットテーブルくらいはやっておいてねって感じだと思うんですが、大学生でもピボットテーブル、かなりハードルが高いです。

クロス集計の頭がない人がかなりの割合いるんじゃないでしょうか。

確定申告の医療費控除の明細書って、クロス集計に近い形じゃないかと思うんですが、眼の前の領収証をn×mに分けるっていうだけでも頭が沸騰する人多数。

家族という身近な題材なんですがね。

 

 

 

話を元に戻して、人あたりのいい人の需要が増えそうだという点に関して。

 

求人に関してはすでにサービス業の需要がものすごく増えているという面において現象化していると思うんですが、

 

どこまでいっても人対人の仕事はなくならないんだろうなと。

 

で、人対人の仕事の際に、できる限り人あたりがよく言葉も選んで接することが必要になってきていると思います。

 

ただ、個人的には、人あたりがいいからといってイエスマンでいいかというとそうは思えなくて、

相手にこちらの事情を理解してもらう必要もあったりするわけです。

 

一度限りの付き合いであれば、ニコニコしながら接するだけでどうでもいいのかもしれませんが、多くの場合において継続性のあるお付き合いが求められます。

 

そうなると、ニコニコしながら相手の言い分を全部呑むとかありえないですね。

ニコニコしながらもできるところとできないところの線引きができるとか、そういうところは最低限のスキルとして求められるようになっていると思います。

 

 

「人あたりがいい」人は「優しい」と言われることもありますね。

 

「優しい」にもいろいろあって、

 

声が穏やかでニコニコしているだけで「優しい」と評価する人もいます。

 

しかし、仕事の場合、声が穏やかでニコニコしているだけでいいのかというと、そうはなっていなくて、

 

こちらがやることはやる、相手にやってもらうことはやってもらう

 

ことは最低限必要です。

 

 

相手に優しさを求める人の中で一定の割合存在していると感じているのが、

 

優しさ=相手が全部やってくれる、あるいは相手が全部自分の要求を呑んでくれる

 

と頭から思っている人です。

 

 

そういう人に対して、イエスマン的人あたりのよさを発揮してしまって、相手はなんとなく自分の要求を聞いてくれるものだと思ってしまって、後から「それはできません」と言って炎上・・・・みたいな場面を何度か見たことがあります。

 

 

わたくし個人的には「優しさ」というのは、相手が自分でできるようになるように支援していくことだと思っているところがあって、現在の自立支援社会においてはそれほど道を外れたことではないと感じています。

(その人の特性によっては、自立支援社会自体が非常に冷酷になってしまっている場合もあって、善し悪しについてはまた別の問題があると感じていますが)

 

継続性のあるお付き合いに関して、しかも、やり方をそんなに変えることができないような流れにおいては、

 

相手の気持ちに共感しつつやることはやってもらえるような説明をする

 

みたいな技が求められていると思います。

 

傍から見ていると、共感か手順の説明か、どちらかしかやっていない人が多い気はします。

 

が、円滑に人対人の業務を回していくには、両方必要。

 

大変ですよねー、この作業。気持ちはよーくわかります。

私たちがお手伝いできることは〇〇と××です。

できることは一緒にやっていきましょう。

ここでできないことは、ご自身でやっていただくか、別の支援、相談が必要です。

 

こういうのをニコニコしながら堂々とやっていくって感じでしょうか。

こういうやり方も、業務のツボが分からないとできないので、RPAの話と絡めて書いた「計画性」みたいなものと連動していると思います。

 

 

ちなみに、「相手の気持ちに共感しつつやることはやってもらえるような説明をする」みたいなやり方って、完全に保育のやり方だったりします。

私が20代30代の頃にお世話になっていた幼稚園保育園では、子どもと保護者に対してこういうやり方をしていました。

私自身も知らない間にそういうやり方が身に着いているようなんですが、案外汎用性が高いので、保育園や幼稚園に入り浸っていてよかったなーと思ったりします。