Cocco Lifestyle blog

日々の「実験」について書いてます。壮大な自由研究帳 → 幹細胞みたいになってます。機能が分化した別館も併せてよろしくお願いします

かつ丼と土星の癒し

大学で非常勤講師であっても、ときどき他の先生の学生の接し方を垣間見ることがありますが、締め方とゆるめ方の塩梅みたいなものってあるよなーというのをよく感じます。

 

そもそも大学に入ってくるまでによい塩梅の締め方ゆるめ方で育ってきた人はそれほど多くはないと感じていて、

 

ゆるゆるで育っていたらいざというときのエンジンのかけ方がわからないし、

 

締まりまくりで来た人は、行き詰っているときに、「自分でやらなきゃ」と思って人を頼れなかったりするなーというのを感じます。

 

どちらがいいかは分かりません。

多分、行き詰り方が違うだけだと思います。

 

私が接する機会のある先生方は、学生が行き詰ったときに、締める傾向があるかなと思います。

これはどうにも致し方ないところがあって、学生数が多いんですよね。

学生数が多いから、タガが外れたときのことはあまり想像したくないというのもあって、締める方向行くというのは分かります。

 

ただ、この人は、今かつ丼だしたら落ちるよなーというときもあって、締める一方でいいかといえばそうではないです。

 

かつ丼というのは昔よく言っていた警察の取り調べのアレですね。

すっごい厳しい取り調べを何時間もやっていて、あるとき、仏のようなおまわりさんが、まあまあ、と言いながらかつ丼取ってくれたら自白する、みたいな。

 

そういうのがホントにあったかどうかは分かりませんが、厳しめに行っていたとしたらときどき緩めることも必要だし、ゆるめに行っていたらときどき締めるのも必要だなと。

まあ、私たちは、やる気がなくなっているとか必要以上に肩の力が入っているとかそういうときにうまい力加減でできるようになってくれたらいいな、ってところなんですけど。

 

 

最近、「土星の癒し」って大事だなと思っています。

土星というのは伝統的に凶星の位置づけでいろんな不運をもたらすといわれてきました。

 

確かに、土星の力が強すぎるとやられっぱなしで大変!ってことになるのかな。

ただ、それって、トランスサタニアンが見つかっていないとか、機能がイマイチ分かっていない時の話なのではないかなという気もします。

 

いろいろ記事を見ていると、土星とトランスサタニアンが絡むとちょっとシャレにならないような悲しい人生の一時期になったりするみたいなんですが、

 

というか、私の場合、出生の星回りが水星・土星冥王星海王星でミスティックレクタングルを形成しているっていう、ある意味生きているのが不思議な星回りなんですが、

 

トランスサタニアンはきついですね。

いい加減慣れましたけど。

慣れたけど、身体と心には結構堪えます。

 

で、土星だけだとどうかというと、どちらかというと、人生コツコツやっていくのに必要な側面じゃないのかなと感じています。

 

コツコツやっていくことで越えられることは山ほどあるわけで、土星が調和的だと適度に抑制のきいたいい人格になるんじゃないかと。

ただ、土星的な側面が練れてくるには長い時間が必要で、土星が一回りして出生の位置に戻ってくるサターンリターン(約30年)は過ぎて10年くらいは必要なのではないかと。

40歳、人生の半ばですね。

その頃には、今まで自分が積み重ねてきたことの意味が分かって、いろいろあったけどまあえっか、みたいな心境になったりすることも結構あるかな。

本当に人生を振り返ってまあえっかと思えるのはその倍生きた頃なんでしょうけど。

 

で、なぜまあえっかと思えるかというと、よく分からんけどコツコツやってきたことがあるからだと思うんですよね。

なんかよく分からんけどコツコツやってるって、やっている最中はやっていることすら分からないし、そんなにすぐに見えてくるものでもないので、なんでこんなことやってるのか分からないと思ったら、ひたすら辛いものになってしまうということはよくあります。

 

だけど、たとえば30年間よく分からんけどやり続けたことのパワーってちょっとすごいというか、

 

誰にも止められないくらいすごいものだったりしますし、

 

土星がうまく機能していたら抑制もききますんで、人格者ですごいパワーを持つ人になれたりします。

 

自分に育ってきたものがあると自覚できると、過去の辛いことってどうでもよくなるってところがありませんか?

自分がコツコツやってきて実力つけたことによって過去が辛いことが精算できるというのは、土星の機能なんじゃないかと思います。

 

 

ただ、日本の現状としては、「我慢しなさい!」という方向に行くことが多くて、コツコツやったことが見えてくるまでに至らないことも多いのかなというのがありますかね。

多分、3か月スパンで見えてくる状況があるといいんですけど、それをするには、自分一人では無理で、周囲がそう持っていく必要はあるのかなと。

 

私はよく、最後の授業、次の週はテストというときに、「この授業では教科書を1冊読みました。教科書1冊終わったってすごくないですか?教科書1冊終わったっていうのはすごいことなんだけど、テストで全部出し切るにはそれ相応の準備が必要なので、しっかり勉強してきてください」みたいな感じのことを言います。

どこまで響いているのかは分かりませんが、教科書1冊終わったよって言ったら、どよめきが起こったりはしますよね。

そういうことって普段はあまり意識しないです。

なので、意識して区切りをつけることは必要なのかなと。

そして、区切りをつけるみたいなのも土星の側面なのかなと。

 

で、区切りをつけると、これからやることやらなくていいことが分かったりするし、できたことできなかったことも分かったりします。

そういうのを繰り返していくと、コツコツやることもそれほどイヤではなくなって、30年経ったときの起爆力がもう!って感じになったりするんだと思います。

 

 

私の場合、トラウマはお友達くらいヘビーな人生を歩んできたところがあって、インナーチャイルドワークみたいなのも山ほどやってきたんですけど、

最近はインナーチャイルドワークって一人でやっちゃダメだっていうのをあちこちで書いてますね。

何故かというと、訓練を受けていないと病的な方向へ引きずられていくからだそうです。

 

 そんな親切なことを言ってくれる人がいないうちに山ほどやってしまったのでどうすんねんって感じではあるんですが、

一応無事に生還しているのは、一応ツボみたいなものを押さえていたからかなというのはあります。

 

要は、「帰ってくる場所を作る」っていうことです。

帰ってくる場所というのは、現在の現実に生きている自分です。

 

現在の自分は、どうにかこうにか人生をやりくりして、インナーチャイルドとして止まっている自分よりかはまだ対処方略みたいなのを獲得している可能性があるわけです。

その自分の状況を分かってもらうことで、インナーチャイルドが解消するというのはよくあったなーと思います。

時間の止まっている自分に、「その当時以外のやり方があって、今だったら他の選択肢も取れるよ」ってわかってもらうイメージですかね。

こういうのは、コツコツやってきて一応腰の据わった自分がいるからできるというところはあるのかなと。

 

こういうのも土星の癒しと呼べるんじゃないかなと。

 

書いていて、なぜ、自分だけでインナーチャイルドワークをやるのが危険なのか分かりました。

インナーチャイルドワークに手を出すって、相当しんどいときなんですよ。

しんどいときって、現在が辛いか自分自身の軸がグラグラかどっちかのことが多いです。

そういうときに、見ないようにしてきた側面であるインナーチャイルドに会おうとすると、そりゃ、負の側面に引きずり込まれる可能性が大きくなるよねってことですよね。

そういえば、そういう人っていたなーというのを思い出しました。怖いねー。

ということで、むやみやたらとやらん方がいいですね、こういうのは。

 

 

西洋占星術では、通常の癒しは海王星の領域ではないかと思います。

海王星というのは、夢やヴィジョンを見せる星です。

夢やヴィジョンは癒しにとっては重要な側面で、そういうものがないと、私たちはいろんなものを水に流していけないです。

 

ただ、海王星というのは限りなく境界を溶解させていくところがあって、下手をすると限りなく堕ちていくという怖い面もあります。

 

最近スピリチュアル系の怖い面みたいなのを取材して書いてる方の記事を読んだりするんですが、「ありのままでいいのよ」から堕ちていくのは、海王星の負の側面ではありますね。

なぜ堕ちていくのかというと、自分が帰る場所に背を向けているからではないかという気がします。

 

帰る場所というのは、

 

自分が本当にやりたいこと

家族

仕事

友人

 

なんでもいいです。

全部が揃っていなくてもいいです。

友達がなかなかできないというのであれば家族でもいいし、家族崩壊の場合は他の何かでもいいです。

それらがない場合は、ともかくも今まで生をつないできたものは何か、ということですね。

 

それらに背を向けたとたん、海王星の「枠を取りはらう」機能が悪い方向に出るんじゃないかなと思います。

何かやる以上、誰かとやる以上、全部の枠がないなんてことはないんですが、人が見えなくなった時点で、全能感に支配されてしまって、人としての道を踏み外したりしちゃうんじゃないかなと。

 

全能感を持てるほどいい人生送ったことがないので想像でしかありませんが、おそらくは麻薬くらい強烈な作用を持つんじゃないかなと。

 

海王星の癒しは、ときどきかつ丼貰う程度がいいなと思う今日この頃です。