最近除菌に凝ってます。
なぜかというと、現時点での健康上の課題が呼吸器系と顔の肌の赤みなんです。
6月くらいに口内炎になって、アイハーブの内用可能なグレープフルーツ種子エキス(GSE)を水に混ぜて飲んでみたら、口内炎もかなり良くなったんですけど、肌の赤みと呼吸器系もなんか楽だったということがあって。
そういえば・・・と思って7月に試してみて、なんかいけるかもしれないという感触を得ました。
呼吸器系もずっと弱いんですが、慢性の気管支炎の場合、気管支のどこかに菌とかウィルスとかがついている可能性があるらしくて、どこかできれいにする必要があるなというのは思っていました。
それから、顔の肌の赤みは、「酒さ」かもしれないというを最近思ったんですが、もしかして「脂漏性皮膚炎」かもというのも思ったんですよね。
あくまで自己判断ですが。
(皮膚科の薬はだいたいきつくて合わないのであまり行きたくないという・・・・)
『スピリットとアロマテラピー』に、ティーツリー(ティートリー)は癜風(でんぷう)によいと書いてあって、癜風って何!?って調べてみたらこんな感じでした。
リンク先に示されている「マラセチア」という真菌の仲間は、脂漏性皮膚炎の悪化因子の一つだそうです↓
ということは、除菌したら、顔の肌の赤みが減るのではないか、そう考えて試してみたというわけです。
コラージュフルフルみたいな抗菌剤配合の洗浄剤を使うことも考えましたが、ティーツリーを使ってみたらいいのかなと思って。
ちなみに、下記の文献でも、マセラチア菌には精油が効きやすいことが書かれていました(p.478の左上)。
香りの抗菌作用-アロマテラピーへの影響 井上重治 生物と化学,39,NO.7,2001
今回取り寄せてみたのは、いわゆるティーツリーの精油ではなくて、
- ティーツリー精油の15%希釈の水に溶ける液体(PEG-40水添ヒマシ油で乳化)
- ティーツリーからテルピネン4オールを二次蒸留した液体
です。
水でそのまま希釈して使用できるティーツリーオイルの15%水溶液。ティーツリーオイルの中でも最上級グレードとされるウルティメート(ULTIMATE)グレードのオイルを水を加えるだけで希釈してつかえるようにしたティーツリーオイル水溶液です。本商品は乳化剤が含まれており、水を加えるだけでうすめて使う事ができますので、約10倍に希釈してスプレー容器に入れれば、日常の抗菌スプレーとして使用する事も可能です。
シャンプーやコンディショナー、台所用洗剤などに加えて使用する事もできます。ティーツリーを日常生活の様々なシーンで活用したいとお考えの方にお勧めの商品です。
本商品の希釈前のティーツリーオイルの濃度は15%です。
ティーツリーオイル・エクストラクトは水蒸気蒸留により抽出されたティーツリーオイルをさらにもう一度、特殊な条件下で2次蒸留する事により得られる微香性の特別なエッセンシャルオイルです。
ティーツリーオイルはその高い抗菌効果で知られますが、2次蒸留によって抗菌成分の割合を一般的なティーツリーオイルの約3倍にまで高めました。
この成分を通じて、ティーツリーオイルの代替としての空間の抗菌に加え、スキンケアなどの直接的なアプローチの用途としても活用されています。
なぜティーツリーの精油そのものではなくて、この2つにしたかというと、
- 精油自体を水で希釈すると、スプレーがよく詰まるので水に溶けやすい方が好き
- ティーツリーは1年くらいで酸化して使えなくなるかもしれないけれども、テルピネン4オールは酸化しないらしい(第3級アルコールであるため全く酸化しない@『アロマテラピーを学ぶためのやさしい精油化学』)
という理由によります。
取り寄せようと思ったサイトで売っているのがすごい大容量なんですよ。
使いきれるかなと思って。
使ってみました。
とりあえず、ティーツリーオイル・エクストラクト(テルピネン4オール)を希釈して、顔全体に塗って寝ました。
朝起きてみてみたら、結構赤みが引いていたのですが、顕著だったのが小鼻の脇です。
一番皮脂が多い部分ですねー。
ってことは、やっぱり脂漏性皮膚炎の可能性があるんじゃないかという気がしました。
(あくまで自己判断です)
それから、顔全体がどちらかというとカサカサするような感じになりました。
もともと皮脂が沢山出るタイプの肌なので、全然いいんですけど。
ティーツリーが皮脂抑制にいいという話はあまり聞かないんですが、ダイレクトに皮脂抑制でないとすると、何が起こっているのかな?という気はします。
1回の使用量と連続使用をどこまで?というのは、肌の調子と相談かなと思います。
ティーツリーの抗菌力という言い方でいいのか分かりませんが、希釈濃度は、すっごく薄くてよいみたいで、0.25%程度でも効くみたいな数字を見た気がしたんですが、サイトが見当たりません。
菌とかウィルスの種類や、抗菌成分(テルピネン4オールも抗菌成分のひとつ)の割合によっても違うと思うので一概には言えないと思うんですが、いずれにせよすっごく薄くていい気がします。
それから、ティーツリーオイル・エクストラクトは商品についてきた成分分析表によるとテルピネン4オール99.75%だそうで、ティーツリーよりもさらに薄めでいいのかもしれない。
ここらへんは、ホントに肌の調子と相談しながらですが。
ちなみに、ティーツリーとティーツリーオイル・エクストラクト=ほぼテルピネン4オールのニオイはまったく違います。
ティーツリーは木のニオイなんですが、ティーツリーオイル・エクストラクト=ほぼテルピネン4オールは草のニオイって感じがします。
ティーツリーオイル・エクストラクト=ほぼテルピネン4オールはあんまりいいニオイじゃないって感じますね。
でも、以前YoungLivingのティーツリーを使ったときに、「なんか変なニオイがする、悪くなってるかも」と思ったニオイがこのニオイだと分かったので良かったかなと。
開封してから日数が経った精油は一応ニオイをかいで変なニオイがしたら処分するようにしているのですが、最初から微妙なニオイだとちょっと困りますね。
もうちょっと成分の嗅ぎ分けができるようにならなければ(マニアックすぎ)。
この記事よく分かる↓
以前合成洗剤を使おうとしたときにいろんな口コミを見たら、ハイジアは抗菌仕様であるにもかかわらず、洗濯物が臭う・・・・という内容が少なからずあってやめたんですが、もしかしてその臭いってテルピネン4オール・・・・
こればっかりは好き嫌いがあるのでどうしようもないですが、好きじゃないのにテルピネン4オールを使ってしまって後悔・・・という場合の対策の可能性ですが、
- 天日干ししてとばす。精油というか香料全般についていえることですが、揮発性なのでとにかくとばしてしまえばニオイが軽減される可能性があります
- テルピネン4オールはエタノールによく溶けるらしいです(モノテルペノールなので@『アロマテラピーを学ぶためのやさしい精油化学』)。なので、エタノールの希釈液に漬けてみるとかである程度は取れるかも
- 天日干しもエタノール希釈液漬けも衣類や洗濯槽を傷める可能性があるかもしれないので漬け込み濃度や時間など自己責任でお願いします