Cocco Lifestyle blog

日々の「実験」について書いてます。壮大な自由研究帳 → 幹細胞みたいになってます。機能が分化した別館も併せてよろしくお願いします

話を聞いていたら叱ることも怒ることもあまりなくなった

はてなブログのトップページにフミコフミオさんの話が載っていました。

 

delete-all.hatenablog.com

 

前半のセミナー2つの話はとりあえず置いておいて、最後の若手社員の話。

 

そんなふうにレポートを書きながら悶々としていたら、若手社員から折り入って相談したいことがあるといわれた。真面目で仕事は極めて良くできる社員である。彼は「仕事は疎かにしないので明日少しだけサボってもいいですか?」というワンダーな日本語を口にした。ひとりの営業マンとしてはノルマを達成して公序良俗に反しなければどうぞ、であるが、営業部長としては、労働時間内はサボっちゃいかんと言うしかない。黙ってやれよ。やってくれよ。そもそも狙いはなんだ。ナンナンダ。生真面目な僕は、怒りとも悲しみともいえないもやもやした感情でいっぱいになってしまって、叱っていいのか怒っていいのかわからず、「サボタージュは労働者に認められた権利だからねえ。HAHAHA」などとどうでもいい言葉で笑い飛ばすしかなかった。ワンダーな現実には叱りも怒りも役に立たないらしい。

 

うーむ。

確かになんだろう。

仕事に支障がない程度に手を抜きたいというのは分かるけど、営業部長にそのことを開示する意図はなんだろう?

狙いがわからん。

 

と思ったんですが、私の場合、フミコフミオさんが書いている心の内を全部相手に言っていることに気づきました。

(私の場合は学生に対してですが)

 

 

「サボっていいですか?って訊かれたら先生としてはダメって言うしかないんだけど、それでもいい?」

 「こっそりやってくれる分にはいいけど。大人の事情ね。ただし、結果が下がってたら止めるからね」

とか言いそー。自分。

 

 

あるいは、よくわからんので、

 

「どういうこと?」

って聞くかな。

 

私、「どういうこと?」ってめっちゃ聞いていることに気づきました。

っていうか、何か言いに来た人ほぼ全員に対して「どういうこと?」って言ってる。

 

ちなみに、「そんなことやっていいわけないじゃない」みたいな詰問的反語じゃなくて、マジで質問してます。

 

だって、よく分からないから、いいとも悪いとも答えられないし。

 

サボるって言っても、

 

全体的にうっすら手抜きするとか、

 

仕事時間のどこかで中抜けしたいとか、

 

いろいろあるし。

 

 

 

全部想像です。

学生にも、このワンダーな質問はされたことがないです。

 

ただ、フミコフミオさんの会社の若手社員の気持ちは分からんでもないです。

学生を見てると、すべてにおいて手を抜かずにやれと仕込まれている人が多い印象です。

 

 

この若手社員が仮に手抜きしないガチなやり方しか知らないまま来ているとするならば、そして、人を疑うことを知らないまま来ているとするならば、営業部長に「サボっていいですか?」と聞くかもしれない。

 

 

と書いている間に、別の可能性を思いつきました。

 

体調があまりよくないので、ちょっとゆっくりめのペースで仕事してもいいですか?

 

とか、

 

どうしても郵便局の窓口に行きたいので、途中で抜けてもいいですか?

 

とか。

 

それが、うまく言えずに「仕事は疎かにしないので明日少しだけサボってもいいですか?」というよく分からん日本語になったとか。

 

 

学生に「どういうこと?」って聞いてみたら、最初に言っていたのとは全然違う話やん・・・・みたいなのは良くあります。

 

どっちにしても聞かないと分からないなーと思ったりします。

 

で、聞いて返ってきた内容で解決策を考えます。

それを学生が納得出来たらOKです。

 

たまに、目的や目標を見失ってしまっているために授業態度がダラダラになっている場合があります。

そういう場合は、

 

  • 講義で私語をしているサクッと注意して黙らせる。すぐに私語が始まる場合も多いけど、また注意する。
  • 講義で寝ている場合はそのままにしておく
  • 演習などで遊んで作業が進んでいない場合は、「授業外でやると分からないところは私に聞けないけど、ホントにできる?」みたいな感じで遊んだ結果何が待ち受けているかを想像してもらう

 

みたいな感じでやっている気がします。

 

って書き出してみると、なんかあんまり最近叱ってないし怒ってない。

 

 

以前は年に1度くらい、本気で叱っていました。

多くは私語・代返・途中退室でしたけど。

 

けど、2回くらいやって、慣れない鬼の形相をするのはすっごい疲れるのでやめました。

それ以外の方法を模索して、うまく行っている場合とうまく行っていない場合があります。

 

私語は注意して寝るのを注意しないのは、私語は周りに迷惑をかけるから。

寝ている分には、大抵の場合は周りに迷惑をかけないので。

寝ていて話を聞いていなくて成績が悪いのは、それは自分の行いの範囲なので特に何か言う必要はないでしょう?と思っています(不親切~)。

寝ていても理解できる人もいますんで、それは自分の頭の良さに感謝してねって感じで私が何か言う必要はないと思っています。

 

あまりにも騒がしいクラスで注意しまくったら、そのクラスだけすごく成績が悪いことがあって(注意しまくったら真面目に聞いている人も委縮して理解が悪くなるんだと思う)、それ以降は、できる限り注意するのをやめています。

その代わりに、騒がしい人以外の人が集中して聞く体制を作るようにしています。

騒がしい人は大抵の場合一部なので、周りの人が騒がしい人に流されなくなったら、騒がしい人は孤立するか自然とおとなしくなります。

 

 真面目にやりたい人に対しては、目標が明確になるように何かできるといいですね。

 そしたら、自然と集中するようになる気がします。

授業スキルがそれほどあるわけではないので、大したことはできませんが、とにかく話しかける(全体に対しても)、状況を想像してもらう、みたいな感じのことを沢山やって、どう動きたいか、どう動いたらよさそうか、みたいなことをイメージ化してもらう感じです。

 

最近はそれだけだと、やる気薄めの人が漏れてしまうので、「授業外でやると分からないところは私に聞けないけど、ホントにできる?」みたいな、あまりよろしくない状況を想像してもらうことも増えている気がします。

 

個人的には今年はアメムチ習熟の年。