Cocco Lifestyle blog

日々の「実験」について書いてます。壮大な自由研究帳 → 幹細胞みたいになってます。機能が分化した別館も併せてよろしくお願いします

最も必要とされているのは合意形成な気がする今日この頃

 

波風立てずに断るスキルをアップさせたいです。

たいていの場合は、「ここまではできるけどこれ以上はできません」と投げておいて、後は相手に判断を任せる感じになります。

 

こういうのは、一種の合意形成なのかなという気はします。

大学の非常勤講師の場合は、絶対にやらなきゃいけない部分はありますが、そうでないエキストラの仕事もそこそこあって、読めない部分が多いです。

絶対にやらなきゃいけないのは、シラバスをきっちり立てて入稿すること、15回の授業をきっちりやること、テストやレポートなど成績評価をきっちりやることでしょうか。

「きっちりやる」と書きましたが、文科省厚労省からの締め付けが激しいので、昔のようなゆる大学ではないです。

それから、履修登録した学生は断ることができません。

 

それ以外のところは、正直何が出てくるかはよく分からないです。

出たところの勝負でやりますが、そうなると、自分の持ち出し分(時間的・体力的・感情的)な側面と、非常勤としてどこまでやっていいのかという大学および私のクロスする点で、どこで折り合いがつくのかが決まってきます。

非常勤としてどこまでやっていいのか、というのは、大抵の大学は合理的なところでとどまりますが、一部逸脱した仕事が振ってくることがあります。

そのときにどうやって断るのか、どこまで引き受けるのかが結構難しかったりします。

 

という感じですが、ここらへんは、わりと合理的な面、言語化しやすい面の合意形成です。

ここらへんのところは、あまり感情的にならずにできるようになっておくほうがいい気がします。

特に、ひとつの組織にずっといる人はどんどん減っていっているわけですから、その組織の体質でなんとなく伝わることというのは、ほとんどないと言っても言いすぎではないところがあります。

そういう状況において、感情的にならずに自分の状況を話したり、相手の状況を質問したりしながら、仕事の折り合いをつけていくことはとても重要だと思います。

 

 

 

最近、必ずしも合理的ではない側面の合意形成もかなり大事なのではないかという気がしてきました。

変な言い方ですが、感情面、共感的側面、タイミングに関する合意形成というのでしょうか。

こういうのってめっちゃ大事だなと。

最初に書いた合理的な合意形成においても、感情、共感、タイミングみたいなのはとても大事です。どういう意味においてかというと、ドライな判断(仕事における行動と結果について最大限の果実をもたらすのは何かを判断する)に邪魔にならないように、タイミングよく話を持ち出し合意に至るという面においてです。タイミングを見計らって感情的にならないような話し合いをするには、相手に対する共感も欠かせません。つまり、ドライな判断が最大限に生かされるような黒子の役割として、感情、共感、タイミングが機能しているということです。

 

しかし、婚活なんかは感情、共感、タイミングにおける合意形成が前面に出てくるのではないかという気がします。

あれですね、『100万回生きたねこ』です。

りっぱなオス猫は、白い猫に出会ったときに、自分はあんなこともできる、こんなこともできるといい続けていましたが、受け入れてもらったのは「いっしょにいてもいいかい」ということばをかけたときでした。ってやつです。

 

 

通常は、「いっしょにいてもいいかい」の合意形成にいたるまでに、ちいさなちいさな合意形成を重ねているんだと思います。

 あいさつができるかとか、一緒に食事をして気詰まりでないかとか、次会おうとする気になるかとか、趣味が合うかとか、生活の仕方が合うかとか、寝食を延々繰り返しても大丈夫かどうかとか。

どの段階で「いっしょにいてもいいかい」が出てくるのかは、2人の人となりや関係性によるんだと思います。

 

相手の何が見えてくるのかとか、関係性がどうなっていくのかは、どの程度深く関わるのかによっても違ってくると思います。

 

 

自分の結婚生活を振り返ってみると、相手とは、年齢、学歴(学校生活で培われた価値観なんかも含む)、生活形態、体力、嗜好など共同生活を送るにあたって合わせておいたほうがよいと見なされる点についてはまあまあだったんじゃないかという気がします。

  

それがなぜ途中リタイヤという結果になったかというと、お互いの感情の暴発がとまらなくなったからです。

(これはあくまでの私からの視点であって、相手からはまったく別の視点が提供される可能性は大きいです)

感情の暴発は、お互いに培ってきたものとしてのリスクと、関係性の中で出やすくなるという状況的なものと両方あると思います。

「メンタルの健康」というリスクがあるんだということを結婚生活を送ってみて初めて思い至りました。実際に結婚して生活してみないと分からないことではありましたが。

 

それから、離婚してから気づきましたが、結婚生活でまったく眠れていませんでした。

ぶっちゃけ一緒にいて安心できなかったってことです。

これも、実際に寝食を共にしないと分からないレベルだったかもなと思います。

 

家庭が安心、安定な場ではなかったということと、感情が暴発しやすかったというのは当然関係しています。

これってめっちゃ基盤やんって思うんですが、深入りしてみないと分からないところではあります。

なので、相手を探すときに、いきなり間合いを詰めるよりは、徐々に知り合って、ひとつひとつ合意を形成していくほうがいいかもしれないと思ったりします。

 

その上での「いっしょにいてもいいかい」ではないかと。

 

ただし、親密にならないと分からないことが沢山あることも念頭においておきつつ、出てきたものをどうやって折り合いつけていくのか、あるいは危険を前に引き返す勇気を持てるのか、というところも考えに入れておく必要はあります。

 

婚活関係の記事が沢山ありますが、そこで問題にされがちなのが、

 

ポジティブな要素としては、

  • 年収、職業などのスペック
  • 言葉が流暢で気遣いができるか

 

ネガティブな要素としては、

  • 会って2,3回目くらいであるいは関係を進めていく間に、暴言を吐かれたなど相手の人間性を疑うようなことが起こった

 

な気がします。

 

ネガティブな要素は、個人的には避けたほうがいい要素だと思いますし、できればこういうネガティブな要素は出させないような工夫も必要な気がします。

まだよく知らない男性に暴言を吐かれるとか、結構怖くないですか?

相手と縁が切れても、「怖い」という思いは残り、後々の生活に支障をきたす可能性もあります。

なので、婚活以前の問題で、自己防衛の一環として、相手に暴言を吐かれないような(もっと突き詰めると相手に大切に扱ってもらえるような)自分を作る、というのはとても大切な気はします。

 

ポジティブな要素ですが、生活を回していくためにある程度の年収なんかは必要だと思いますし、それ以前に知り合えるだけのコミュニケーション能力も必要だと思いますので、全否定する気はないです。

しかし、「結婚生活は続けていくことが何より大事。自分の健康や幸せに支障のない範囲で」ということを考えると、一番に大事なのは、相手と安心していられるかとか、素の自分を出せるかとか、そういうところではないかと思います。

職業、年齢等のスペックにこだわりすぎると、場合によっては趣味の一致度ですら、安心感みたいなものを見逃すことにつながるかもしれないなと思います。

 

それから、コミュニケーションの流暢さと信頼度は相関が薄いと感じます。

沢山の学生と接した印象からすると、流暢に話ができるからといって、状況見ているかとか、最後までやり遂げるかとか、そこは関係しないです。パーソナリティが関与している場合も状況によって仕方なかったねとなる場合も両方ありますが。

逆に、ボツッボツッっとしか話さないけど周りをよく見ていてちゃんと仕事する人もいます。

なので、ことばの要因だけではない、もうちょっと身体的感覚的なところを見る必要があるのかなと思います。

 

話が下手でも信頼できそうかというのは、食事に行くだけじゃなくて、一緒に何かできる活動があればいいのかなと思います。

 

たとえば、

 

ボーリング

バーベキュー

山登り

 

とか。

身体動かす系ばかりになっちゃいましたけど。

陶芸とかプラモづくりとか、体験型のイベントとかでもいいかもですね。

 

こういうのだと、「やることが同じ」なので、共通の話題も生まれやすいですし、行動そのものが見れたりします。

 

(余談ですが、企業の二次面接なんかも、集団でバーベキューとかやったらいいんじゃないかな。5,6人で買い物からセッティングから焼くのからやってもらったら、自然と役割分担でどういう人なのかが見えやすくなると思います)

 

 

 私が今相手に対して条件をつけるとしたら「メンタルの健康」だけかなーという気がします。

「メンタルの健康」が確保されていれば、最低限働くだろうとか、すっごい感情は荒れないだろうとか、そういう感じです。

(働く、というのは収入のこともありますが、社会である程度揉まれている人のほうが面白いと思うので。「社会」というのは、別に企業に勤めていなくてもいいんですが)

 

メンタルが健康な人をつかまえようと思ったら、自分のメンタルの健康も確保しないといけないと数年前に気づいて、そこらへんは習慣化するように努めるようになりました。これは、婚活とかそういう面だけじゃなくて、仕事関係、友人関係全部ひっくるめてです。

あとは、それこそ寝食が安心して延々とできるかどうかという点と、合意形成ができるかどうかという点ですが、これは私と「合う」かという関係性の問題にもなりますので、やってみないと分からんなというところではあります。