Cocco Lifestyle blog

日々の「実験」について書いてます。壮大な自由研究帳になりつつあります

【本】部下を定時に帰す仕事術

電車の広告でこの方の本が出ていたんですが、アマゾンのレビューを見ると、以前に書かれたことも多いという話があったので、こちらを読んでみました。

 

 

部下を定時に帰す仕事術 (ポケット・シリーズ)

部下を定時に帰す仕事術 (ポケット・シリーズ)

 

 

この本は課長クラス向けに書かれた本で、タイムマネジメント、ワークライフマネジメントについて書かれています。

 

残業が大嫌いな私としては、かなり共感できる部分も多く、実際にやっていることも多いと感じました。

 

私は課長になったことはありません。

しかし、それでもこの本に書かれていることは役に立つと感じます。

 

 

なぜならば、

 

上司を「できる上司」仕立て上げることができるから。

 

とても傲慢な物言いですね。

 

そして、この上司をどうして「できる上司」に仕立てなければならないのか。

という意見もあると思います。

 

しかし、

 

組織で働く際には、その部署全体の評価が良いほうが、何かと円滑に回ります。

 

そのときに、上司(特にトップ)に対する評価は大事なんですよね。

 

他の部署から「あそこの課長は使えない」と言われるよりは、まあまあ話せると思われていたほうが、下で働く場合でも断然やりやすいです。

 

その際に、本書で書かれている、計画先行、時間節約、時間増大(広角的仕事術)というやり方をすると結構いいよね、というのが実感です。

 

ぶっちゃけ、上司には前倒しで伺いを立てる(ただし、方向性は80パーセントくらい決めておく感じで聞く)、前例を調べてから上司と相談する、結論から話をするくらいやっているとかなりスムーズに話が通ります。

 

その上で、p.37にある、「『中期計画』の策定スケジュール」を頭に入れておくといいでしょう。

計画自体は一般レベルのスタッフが立てられるわけではありませんが、そういう方向へもって行くような働きかけ方はあります。

 

怖いおかんみたいに、「あれあったの?これやったの?」みたいに聞いてはだめです。

余白を残しつつ、「こういうことがそういえばありそうな・・・」くらいのユルさで積み上げていくと、結構いい感じで動いてくれることが結構あります。

 

大局を見ることができなくても、自分のうまみにつながる場合には反応してくれる上司も結構います。

「こんな上司に花を持たせるだなんて・・・」と思うかもしれませんが、上司を気持ちよく動かすことによって、その部署全体の仕事の段取りがよくなって、みんなが幸せになりつつ組織全体の利益につながる可能性があるということです。

 

そして、周囲で見てくれている人はいます。

上司ができるのではなくて、周りができるのだということを。

そうでなかったとしても、上司を動かして仕事自体がうまく運ぶことで、自分自身の経験値が高くなる可能性は多いにあります。

 

そして、その経験値は、上司に帰属するのではなく自分自身に帰属します。

自分自身が他の部署に異動になったり転職したりしたときのベースになって、またいい組織運営ができる可能性があります。

 

 あちこちで働いていると、「この人座敷わらし系だなー」と感じる人がちょこちょこいます。

その人がいることで、組織の段取りが良くなって、雰囲気よくかつ効率よく仕事が回るタイプの人です。

その人がいなくなると、一気にしぼむ感じです。

めっちゃ仕事ができるというよりは、大局を見て周りに働きかけられる人です。

 

 

課長クラスでなくても座敷わらし系にはなれます。

しかし、課長クラスになると、座敷わらし系を量産できるか否かが問われると思います。

それが人を育てるということなんだと思います。