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Cocco Lifestyle blog

日々の「実験」について書いてます

【本】ズルいほど幸せな女になる40のワザ

組織運営

 

ズルいほど幸せな女になる40のワザ

ズルいほど幸せな女になる40のワザ

 

 

 

suits-womanの記事で見かけた方が著者で、1冊買ってみました。

なぜ買ってみたかというと、書いてあることがとてもまともだったから。

 

きょうび、普通でまともな内容に出会うというのは至難の業だったりします。

 

ものすごく強引にまとめてみると、肩の力を抜いて人間関係を形成し、ポイントを押さえて仕事をするワザが載せられています。

が、もうちょっと違う見方をしてみると、テクニカルスキルの上に積み上げられるべき、ヒューマンスキルとコンセプチュアルスキル(p.167)は、人と気楽に接し、楽に仕事をし、かつ、業績を積み上げられるベースになるのかなと思います。

 

 

そんなん当たり前やん、と言う人がいるかもしれませんが、ちょっと想像してみて下さい。

  • ご自身の職場で、ヒューマンスキルとコンセプチュアルスキルがあって仕事をするとは、具体的にどういう風に仕事をすることなのか
  • ヒューマンスキルとコンセプチュアルスキルのある人は周囲に存在するか
  • 自分には、ヒューマンスキルとコンセプチュアルスキルがあるか

これらを想像した上で、この本の事例に挙げられている女性たちの振る舞いがそれらに該当するかをチェックしてみて下さい。

 

なぜ、いつもニコニコしていられるか。

それは、ひとつには、私たちが向かう方向にフォーカスしていれば、目先の勝ち負けや、言動ひとつひとつはどうでもよくなるということがあります。

向かう方向が分かっていて、チームのどこが(自分も含めて)どこが足りていて、どこが足りないか。足りない部分を補うにはどうしたらいいか。それを考えて、なおかつ、チームのメンバーに対してイヤな思いをさせずに働きかけられる。これって、ヒューマンスキルとコンセプチュアルスキルっていいませんか?

 

 テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルの配分は、新入社員、中堅、管理職への移行との関係で見ることが多く、管理職ともなれば、コンセプチュアルスキルは必要だよねという話のようですが、

 

この本の主役である「ヒラ」の女子社員(言い方が汚くてすみません)であっても、3つを兼ね備えている人は(おそらく相当数)いて、その人たちは、上司が立てた方向性を理解して動くことができる。

それは、コンセプチュアルスキルに入るんじゃないだろうか。

そして、実際にチームで行動するときには、上司とは違う切り口でメンバーと関わる必要がある。

それはヒューマンスキルに入るんじゃないだろうか。

 

彼ママに挨拶するときは、仕事ができるかどうかよりも、彼を盛り立ててくれる内助の功を要求されるよ、という話もあります。

これも、同じ筋道で理解できて、彼を盛りたてる=家庭が上手く行くことでもあり、その目標に向かうときには、コンセプチュアルスキルとヒューマンスキルが必要だよねっていう見方もできます。

 

この記事を書いている時点で、「内助の功」といえば、青学の原監督の奥様を思い浮かべるのですが、原監督をして「監督の監督」と言わしめる働きです。

それは、単に寮母さんを13年続けてきた(これは、すごいことだと思います。私だったら絶対にできない)ということだけではなくて、原監督に、違う視点から物申す事もできる視野を持っているということとも関係しているように思います。

こういうのは、コンセプチュアルスキル、ヒューマンスキルといわないんだろうか。

 

 男性と肩を並べて働くということに関して、ある一定のイメージがありますが、それとは違うやり方がありますよ、それは、非常に地味ですがまっとうで、実は非常に影響力を持つものですよ、ということに思い至るには、いい本ではないかと。

 

表立って競り合うことが好きな人には向かない本かもしれません。

しかし、そうではなく、日々ひっそり役に立ちたい人には、いろんなヒントが含まれているように感じます。