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Cocco Lifestyle blog

日々の「実験」について書いてます

イチから積み上げて10年

箱根駅伝 発達 組織運営

 

お正月も10日ほど過ぎて、Yahoo!にこんな記事が載っていました。

 

bylines.news.yahoo.co.jp

 

箱根駅伝は、数年前まで皇居が出発地点だと思っていたくらい、全然知りませんが(というか、スポーツ全般そんなに知りませんが、しかも家にテレビがないので中継も全然見れませんが)、青学の原監督の記事はちょこちょこ読みます。

 

 

なぜ原監督に興味を持っているかというと、

 

  • 監督就任からほぼ10年で優勝達成
    原監督が監督に就いたころは、選手たちも全然やる気がなかったそうですが、10年かけてシステムやら選手の内面やらを変えていって、約10年で優勝。
    10年かあ~と思いましたね。私の母校の話になりますが、大学院の博士課程が出来てだいたい10年目に博士号が出ました。私の前年に、論博が一人でて、次の年に友人と私が課程博士を取ってます。それからは、コンスタントに課程博士が続いています。私と友人とで母校の専攻初めての課程博士を取ったときには、「10年て長いよなー」と思いましたが、その後、青学の箱根駅伝優勝も10年かかり、さらに、以前勤めていたところでも、博士課程ができて10年経って、課程博士が出ています。
    サンプルが少なすぎますが(といってもサンプルになる事例自体が少ないと思われるので仕方ない気もしますが)、イチから組織を作ってモノになるにはは10年かかるという確信めいた思いが生まれてます。
  • 選手の顔
    青学の選手の顔にどことなく見覚えがある。といっても選手に会ったことがあるわけでなくて、こういう顔をよく見てたよなーっていうことです。
    どこで見ていたかというと、幼稚園や保育園。子どもの自由に任せて、かつ力をつけることのできる園の子どもと同じ顔をしています。肩の力が抜けていて表情がどことなくぽよんとしています。子どもの大学生を一緒にせんといて、とか、その表情あかんやん、って思われるかもしれませんが、子どもでも幼稚園くらいになると、目標に向かってまい進することができますし、達成感も劣等感も感じます。友情関係も育みますし、ケンカの仲直りもできます。プリミティブではあるとはいえ、私たちが何かを達成するときの基礎は出来上がっているということです。
    何かを達成するときって、つい身体に力が入りがちですが、余分な力は抜けていたほうがいいです。身体も動きますし、頭も動きます。

 

っていうのがあって、どう動きはるんかなーというのが時々気になります。

んで、冒頭にリンクした記事です。

 

個人的にはここらへんが気になります。

箱根駅伝の全国化を

――なかには、箱根駅伝は関東の大学だけの試合なのに、なんで全国放送するのか……という声もあります。

「僕は、箱根駅伝は全国化するべきだと思うんですよ。それには二つの大義があります。

なにしろ少子化で若者が少なくなる。僕は今、ライバルは早稲田でもなく、陸上界のどこのチームでもないと思っています。ターゲットは野球界やサッカー界。このままだと、元気のいい身体能力が高い子は、みんなサッカーや野球に流れてしまう。そうなると、陸上の競技人口は減り、競技レベルも下がる。

地方都市の大学が箱根駅伝に出られるようになれば、全国の陸上人口の裾野が広がって、競技レベルが上がる。それで世界と戦える人材を求める。

もう一つの大義は、これが地域の活性化につながるということ。箱根駅伝に出ている学生の多くは、地方から来ています。そして、そのまま東京に就職する子が多い。地方でも箱根に出られるようになれば、地元の大学に進んで、地元に残って就職する者も出てくるだろう。この二つの大義をもって、第100回の大会を目処に、全国解放をしていくべきだと思う」

――陸上界の偉い人たちから、賛同は?

「う~ん……。そもそも誰がどうやって決めていくのか、誰が責任を持つのかがよく分からない。伝統も大事だけど、これまでの100年だけでなく、これからの100年を考えれば、(考え方の)切り口も変わってくると思う。将来の陸上界の発展を願っているなら、箱根は全国化して欲しいし、そこを変える度量と責任が欲しい」

――全国化すると、関東のチームが今より出られなくなるという抵抗もあるかも……

「パイを奪い合うんじゃなく、パイを広げればいいんです。今の20チームを25チームにして、そのうちシードが10校。予選会から出る15校のうち10校を関東枠にすれば、既得権益は守れる」

 

ライバルは陸上界ではなくて、野球やサッカーっていうのが面白いし納得です。

素人考えですが、野球やサッカーは、どんどん外国でチャレンジする選手が増えて、「辛抱、忍耐、根性、謙虚」だけではダメだってことが、子どもの目にも見えてるんじゃないでしょうか。

あとは、受け皿の問題とか。

野球は古くから少年野球がありますし、サッカーも子ども向けのクラブがありますよね。

一方、陸上ができるといえば、殆どが学校の部活なのでは。そうなると、メインは中学校から。野球やサッカーは、小学校から始まってますから、なんらかの理由で転向しない限りは、そのまま野球とかサッカーを続けて陸上には流入しないとか、そういうことになるかも?

学校の部活自体も、先生の負担が大きくていろいろ問題がありますし、先生のモチベーションが上がらなかったら、子どもの伸びも頭打ちってところがありますし。

(裾野のことを考えると、学校の部活に陸上人口を頼っている以上は、陸上界の「古い」体質以前の問題な気も)

 

 青学の地固めはできたんで、今後10年の原監督は、陸上界の体質改善ですかね、というか、やってほしーなーという外野のあんまり役に立たない応援ですが。

だって、面白いとか楽しいとかの隙間に、苦しいとか辛抱とか忍耐があるから耐えられるんで、どっちがメインで人生送りたいかというと、それはもう、どう考えても「面白い!」ですよ。個人的には。

 

関西出身者からしたら、陸上の知名度アップには、箱根駅伝の全国化は賛成かも。

なぜかというと、仮にテレビがウチにあったとして、甲子園野球は見るけど、箱根駅伝は見ないだろーなーと思うからです。

甲子園は、実家から割とすぐに電車でいけるし、春の選抜は母校も出てるし、野球とか全然知らなくても、なんか近くにあるからまあ見てみよか、みたいな感じですよね。

箱根駅伝の場合は、接点が一切なかったので、なんか見てみよかーみたいなのにはなりづらいです。

たとえ全国化しても、関西から見たら箱根は遠いですが、「今度の箱根駅伝立命が出るんやてー」とか「関学がシード校になったんやてー」みたいな感じになったら、見る人は絶対に増えるはず。

 

参考:箱根駅伝、全国の視聴率。

sekainojyoushiki.com

リンク先によると、2014年の箱根駅伝の視聴率は、静岡、東京が28%超え、福島が27.1%、新潟、北部九州、名古屋、札幌が20%台の前半なのに対して、関西は16.7%だったそうです。

 

この、16.7%程度の視聴率(それでも高いと思うけど・・・・)の感覚しかないんで、例年の関東地区の視聴率30%弱って、箱根駅伝ってすごいねーって感じなんですよね。関西出身者からしたら。

 

ちなみに、サッカーのワールドカップの視聴率。

FIFAワールドカップ™アジア地区予選・日本戦 | ビデオリサーチ

視聴率が10パーセント台とか、ヒトケタの試合もありますが、ちょこちょこ40パーセント前後とか、古いデータになると、50パーセントに届こうかという数字がありますね。

 瞬間風速的は視聴率は、知名度とか親近性を反映している気も。